出典:amazon
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岡崎京子による漫画を原作として、蜷川実花監督、主演は沢尻エリカで実写映画化され、当時話題となった作品です。蜷川幸雄の娘でもある蜷川実花は写真家でもあり、色彩豊かな映像と世界観も注目です。沢尻エリカの体を張った演技も凄みがあります。

あらすじ

雑誌の表紙を飾ればバカ売れとなる人気ファッションモデルのりりこは、若い女の子の間ではなりたい顔ナンバーワンの存在だった。そんな彼女には、誰にも知らない秘密があった。

りりこの美貌は全身整形で手に入れたものだった。彼女のオリジナルの部分は、目玉、爪、耳とそして性器だけだった。りりこのメイクを担当している沢鍋は彼女の体に痣を見つける。りりこをトップモデルとして育てた事務所の社長の多田は、それが整形の後遺症だと言った。

人気絶頂のりりこは、御曹司と付き合い、映画の主演と公私ともに順調な日々を過ごしていた。美容整形の副作用以外は、、、、。やがて、綻びていく彼女の身体とともに、徐々にりりこの精神は蝕まれていく。

一方、ある事件を追う検事がりりこの美容整形を行った美容クリニックに隠された違法医療行為について探っていた。それは胎児の細胞を移植し、美しさをえる美容整形手術であった。この手術を受けたものは一生免疫薬を摂取しなくてはならず、高額な治療費を払えないものは酷い副作用に苦しみ、最終的には死に至るという ものだった。

ある日、りりこの元にブレーク中の新人モデルが挨拶にやってきた。彼女は自分と違って完璧な美貌を持つ吉川こずえ18歳。あっという間にりりこの地位を奪い、ファッション雑誌の表紙もこずえ一色となる。そんな、状況がおもしろくないりりこのもとに、結婚を期待していた御曹司の結婚話を知る。そして美容整形による副作用で現実と夢の境がわからなくなってくる。りりこの心はどんどん壊れ、暴走していく。

果たして、りりこと彼女を取り巻く人々の運命は、どうなっていくのでしょうか。。。。

出典:raq-hiphop.com
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キャスト

出典:livedoor.blog
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沢尻エリカ/りりこ

出典:はにはにわ。
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日本人の父とアルジェリア系フランス人の母を持つハーフ。小学校6年生の頃に芸能界デビューし、はじめはモデルとして活躍していた。その後、フジテレビのテレビドラマ「1リットルの涙」で初主演を果たし、一躍有名となり新人賞を受賞するなどの実力派女優となった。今作では、芸能界復帰後5年ぶりとなる映画主演作品であり、体を張った女優魂を魅せています。この作品をきっかけに、今まで自由奔放だった性格が一変して、女優としても人間としても成長しています。

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吉川こずえ(新人モデル)/水原希子

出典:イクスピアリ

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父はアメリカ人、母は韓国人の両親を持つ彼女は、2003年にファッション誌のモデルオーディションで見事選出され、モデルデビューを果たしています。現在では、モデルだけではなく女優業でも大活躍しており、美貌だけでなく活発で明るく元気な姿も人気の一つでもあります。今作でも、注目されるきっかけともなったと思います。

羽田美和子(りりこのマネージャー)/寺島しのぶ

出典:Yahoo検索
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歌舞伎役者の父と、女優の母を両親に持つ彼女は大学生の頃に父の勧めで文学座に入団。その後、女優としても活躍し、現在ではベテラン女優として数多くの賞も受賞しています。今作では、りりこのマネージャー役で、原作より 年配の配役で選ばれたのだとか。りりこのことを愛して やまないちょっと痛いおばさんをイメージして演じたそう。この方も、体張っています。

多田寛子(事務所の社長)/桃井かおり

出典:シネマトゥデイ
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蜷川作品の独特の世界観には欠かせない人といえばこの人 だと思います。事務所の社長役というのもまさにうってつけの配役です。厳しさはあるけれど、優しさもある。この方の人間性も出ている感じの役柄だと思います。

監督:蜷川実花

出典:写真集食堂 めぐたま
出典:写真集食堂 めぐたま

写真家・映画監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映像作品も多く手がける。
2007年、初監督映画『さくらん』公開。2008年に個展「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回し、のべ18万人を動員。2010年、Rizzoli N.Y.から写真集「MIKA NINAGAWA」を出版、世界各国で話題となる。2012年、監督映画『ヘルタースケルター』公開、22億円の興行収入を記録。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。

出典:蜷川実花公式HP

感想

前回 ご紹介した「 蛇にピアス」に続き、蜷川親子の作品を今回も続けてご紹介させていただきました。父・蜷川幸雄さんに負けじと、娘・蜷川実花さんもすごい独特の世界観を持っている事がわかると思います。ただ、二人の作品の違いは 蜷川実花さんは写真家でもあることから、映像やセット、衣装ととても色鮮やかで、華やか。映画「さくらん」でも、その華やかさは変わらず、女性を美しく魅せています。どっちかというと、父・蜷川幸雄さんの作品は どっしりとした風格を感じるかと思います。

とにかく豪華なキャストに豪華な演出。是非、御覧になってみてください。

最後までお付合いいただきありがとう ございました。